22 ローマの夜



最後にもう一枚、コロッセオ。


コロッセオ駅の改札


国の規模、ミラノも含め都市の規模から考えて、
イタリアのメトロはスペインと比べても路線が少なすぎる。


とは言っても、今の2路線で不自由はしないが…。
ローマは少し掘ると遺跡にぶつかると言われてる。


1本見送って写真を撮る。


次の列車がなかなか来ないと、


この通りに混んでしまう。


テルミニ駅で降り、


列車を眺める。


ETR500はこんな色になり、


ETR450もこんな色。


パリへ向かうユーロナイトの寝台車。
ローマへの移動を夜行で移動することも今回は考えた。
ホームの反対側からウィーンへ向かう
ユーロナイトも発車する。
長距離列車の行き先を眺めるのが楽しい。


テルミニ駅近くのトラットリアで夕食。
メニューの多さ、安さなど、
日本で言えば、駅前の中華屋の雰囲気。


ビールを注文。


パンが運ばれ、


スパゲッティ・カルボナーラ
イタリアであまり美味いカルボナーラに出会った事が
ないが、黄身の味が濃厚で、まあ満足。


サラダも注文。


メインは頼んだものと違う子牛のグリル。
よく見ると日本語メニューの、
イタリア語に対する日本語訳が間違っている。
カルボナーラにしたのも
トマトが重なるのを避けたのだが…。


ビールはイタリアでお馴染みナストロアズーロ。
昼の白ワインが残ってることもあり、
ビール1杯でぐらっと来てしまい、ワインは諦める。


珍しく最後にエスプレッソを飲んでる。


A線でバルベリーニへ戻る。




B線よりボロかったA線には新車が走る。


この駅構内の暗さもあり、
ローマのメトロは気構えてしまう。


ベネト通り


昼間に寄った店の従業員に挨拶され、「また、どうぞ」と。


さて、パリ、ウィーンと続いて、


ローマも夜遊び。


カウンターが良かったのだが、
客が無く奥のソファへ案内される。


奥はダンスホールとなる。

 ここもドリンクメニューが備わってるのでボラれることは無いと思う。ビールで様子を見ながら飲み始める。シチリア出身だというSが来る。バレーボールをやってたと言うだけあって、背が高くスタイルは良い。シャンパンの小瓶で乾杯する。小瓶で1本はすぐに無くなるので店を出ようとする。Sも席を立ち会計をしてると、待ち構えていたようにルーマニア人のCが来る。会計をしてた筈が、係りは会計の手を止め、新たなシャンパンを持ってくる。帰るので空けないでと声を上げるが、まぁ、良いではないかと空けようとする。300ユーロ。「ここまで、我慢したのだからと良いんではないの」と悪魔のささやき。ヨーロッパ最後の夜に、シャンパンが空いてしまった。しかし、このCはルックスは悪くないが、Sと比べてしまうと小悪なイメージが強く、一緒に飲んでる限りは8歳年上のSの方が楽しかった。300ユーロと思ったシャンパンは400ユーロでラベルには「ドンペリニョン」と書かれていた。

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