RTWとは

 RTWとは、Round The Worldの略で、太平洋と大西洋を横断し出発国へ帰ってくる世界一周航空券のことです。
海外では、以前から航空会社間の提携により、様々なRTWが発売されてましたが、日本での発売は、全日空がスターアライアンスに加盟後の、2000年3月に「スターアライアンス世界一周運賃」として発売したのが最初であったかと思います。
今では、航空会社の連合、提携により各種のRTWが、日本でも発売してます。

 世界一周という響きに、いつかは使ってみたいと思ってましたが、ヨーロッパへ行って、アメリカへ行ってと、予定を組んでみると、すぐに2週間以上の日数になってしまいます。長くて1週間程度の休みしかとれない身の上としては使いづらいと思ってました。
そんな訳で、暇な時に予定を組んでみるけれど、実際には使うことは無い航空券というイメージが、RTWにありました。

 それまで、どのように海外旅行をしてたかというと、1997年に初めてバンコクに行き、翌年からは年数回バンコクに行くようになりました。
タイの居心地の良さが大きな理由ですが、もう一つ、ビジネスクラスの航空券が安く手に入るのも、大きな理由でした。しかも1年有効で予約の変更も可能。ヨーロッパへエコノミークラスで行くのもつらく思うようになってきたので、日本経由アメリカあるいはヨーロッパ行きの航空券を買い、年末年始、ゴールデンウィーク、夏の繁忙期は予約の取りやすいビジネスクラスで、閑散期はエコノミークラスで安くバンコクへ行く。ちょうど、マイレージプログラムでマイルを貯めることを覚え始めた時期でもありましたので、休みの度に海外へ行く機会が増えて行きました。
そして、マイレージプログラムをANAマイレージクラブに集中した結果、プラチナとなりました。(とはいうものの、初めてプラチナを意識して目指した時は仕事が忙しく、結構、苦労しました。)

 プラチナになってみると、アップグレード券が6枚支給。今ではエコノミー運賃の制限が厳しくなりましたが、ヨーロッパへ安い値段でビジネスクラスに乗ることも可能なので、翌年以降もプラチナを維持したいと考えるようになりました。効率良く、できれば安く、あくまでも快適にプラチナを維持できないかと、年が変わる度にいろいろと考えるようになりました。そんな試行錯誤の結果、2003年に「スターアライアンス世界一周運賃」を使ってみることとなりました。

 「スターアライアンス世界一周運賃」の詳細はリンク先に任せるとして、「スターアライアンス世界一周運賃」を海外で買うと、日本を旅程の途中として使うことが可能となり、日本で3回途中降機が可能となるのです。つまり、日本発では世界一周1回で旅程が終了ですが、海外発では、発券地への往復と世界一周1回に加え、もう1回、アジア内への旅行が可能となるのです。下に、「スターアライアンス世界一周運賃の日本発、タイ発の比較」で日本で買う場合と、海外で買う場合の比較をしてみました。
 このルールを活用し、世界一周(主にヨーロッパに滞在)とアジアへ1、2回というルートで、RTWを使い始めるようになったのです。限られたマイルでいろいろとルートを組んでみるのも、また楽しいものです。

 スターアライアンスには、シンガポール航空という人気のある航空会社も加盟してます。乗る度に親しみを感じるようになり、年々、利用が増えてこととなり、シンガポール航空に乗る時は、マイルをANAマイレージクラブに加算。クリスフライヤーにPPSセクターを加算しました。その結果、PPSになりました。

 今後は、いつまで続けられるかわかりませんが、プラチナ(アップグレード券の利用制限により、以前ほど継続する意味は少なくなりましたが)に加え、PPSも維持していこうと、スターアライアンスRTWの旅を可能な限り続け、少しずつでもまだ見ぬ国へと行きたいと思います。

スターアライアンス世界一周運賃の日本発、タイ発の比較
経路 出発国から太平洋、大西洋をそれぞれ1回経由し出発国へ戻る旅程。
出発国を経由して第三国への旅行は不可。 出発国からの国際線出発、出発国への国際線到着は1回のみ可。
日本発 東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京:OK
大阪−
ソウル−東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京:NG
タイ発 バンコク−大阪−ソウル−東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−バンコク:OK
途中降機 3回〜15回。出発国では、国際線出発地、国際線到着地で各1回可。
同一国は最大3回まで、但しアメリカは最大5回まで。各都市は1回のみ。
日本発 大阪−東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京−大阪:OK
大阪−
札幌−東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京−大阪:NG
タイ発 バンコク−大阪−札幌−東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−バンコク:OK
乗り換え 出発国では、国際線出発地、国際線到着地で各1回可。
同一都市では3回まで可。
日本発 大阪−東京(乗り換え)−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京(乗り換え)
−大阪:
OK
タイ発 バンコク−福岡−東京(乗り換え)−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京
ソウル−大阪−
東京(乗り換え)−バンコク:OK
旅程例 日本発 東京−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−ソウル−バンコク−東京
(東京を出発の10日後にバンコク発の便に乗ることができる。
東京〜ソウルを9日間の休みで済ませようとすると、
ソウルで航空券を別に購入し、
一度、帰国する必要がある。)
タイ発 バンコク−大阪−東京(乗り換え)−ニューヨーク−ロンドン−フランクフルト−東京
ソウルー
福岡−バンコク
大阪、東京、福岡で一時帰国が可能。国内の移動に、別途交通費が必要となるが・・・) 
日本で購入するより、海外で購入する方が良いと感じる点に絞り、記述。
海外発の方が得と感じるでしょう。

 日本で発売されてる主なRTWです。年間に、スターアライアンスRTW使用後に、ワンワールド・エクスプローラー3大陸周遊で、アジア、アフリカ、ヨーロッパと回りたいと思いますが、時間がありません(お金もか)。いつかは使ってみたいと思います。

 日本で発売されている主なRTW
スターアライアンス
世界一周運賃
航空会社連合スターアライアンスの世界一周運賃。
利用可能な航空会社はスターアライアンス各社(エアカナダ、中国国際航空、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空、上海航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、タイ航空、トルコ航空、ユナイテッド航空他)。
許容マイル数により、STAR1(29000マイル)、STAR2(34000マイル)、STAR3(39000マイル)の3種類がある。
また、サークルパシフィック、サークルアジア等の周回旅行運賃も設定あり。

ワンワールド・エクス
プローラー世界一周
運賃
航空会社連合ワンワールドの世界一周運賃。
利用可能な航空会社はワンワールド各社(アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、日本航空、カンタス航空他)。
大陸数により、3大陸から6大陸の4種類がある。
また、世界一周ではなく、3大陸、4大陸の周回旅行運賃もあり、アジア-アフリカ-ヨーロッパの旅行も可能。

グローバル・エクス
プローラー世界一周
運賃
航空会社連合ワンワールドの世界一周運賃。
利用可能な航空会社はワンワールド各社(アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、日本航空、カンタス航空他)とエアーパシフィック航空他。
ワンワールド・エクスプローラーの大陸数に対し、許容マイルにより、29000マイル、34000マイル、39000マイルの3種類がある。但し、ファースト、ビジネスは34000マイルの1種類。

スカイチーム
世界一周運賃
航空会社連合スカイチームの世界一周運賃。
利用可能な航空会社はスカイチーム各社(アエロフロート、アエロメヒコ、エールフランス航空、KLMオランダ航空、アリタリア航空、中国南方航空、コンチネンタル航空、デルタ航空、大韓航空、ノースウェスト航空他)。
許容マイル数により、RTWSKY1(39000マイル)、RTWSKY2(34000マイル)、RTWSKY3(29000マイル)の3種類がある。

ワールドジャーニー
世界一周運賃
航空会社間の提携による世界一周運賃。
利用可能な航空会社はエアーパシフィック航空、コンチネンタル航空、エミレイツ航空、KLMオランダ航空、マレーシア航空、ノースウェスト航空、スリランカ航空他。
許容マイル数により、30000マイル、35000マイル、40000マイルの3種類がある。
エスカペード
世界一周運賃
航空会社間の提携による世界一周運賃。
利用可能な航空会社はシンガポール航空、ニュージーランド航空、ヴァージン・アトランティック航空、シルクエアー。
許容マイル数は、29000マイル。サーチャージを支払うことにより、1500、3000、4500マイルの追加が可能。
ANA・ヴァージン アトランティック航空
世界一周運賃
航空会社間の提携による世界一周運賃。
利用可能な航空会社はANA、ヴァージン アトランティック航空、指定設定地点のみブリティッシュ・ミッドランド航空。
マイル制限はなく、東回り・西回りの連続した旅程(日本国内・欧州内・米国内または米国−カリブ間は除く)であること。地理上の経路から逆回りに戻ることはできない。

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